こんにちは。
V.LIF美容外科のイ・ギョンミンでございます。
多くの方からよくいただくご質問のひとつに、
「切開リフトの再手術は、なぜ費用が高くなるのですか?」
というものがございます。
結論から申し上げますと、
再手術は初回手術と比較して難易度が高いためです。
それでは、切開リフト再手術がなぜ難しいのかについて、
ご説明させていただきます。

「切開リフト再手術とは?」
まず初めに、切開リフト再手術の定義について
明確にしておく必要がございます。
切開リフトは顔全体を剥離する手術であるため、
輪郭手術や糸リフト、脂肪吸引など、
過去に受けられた施術によって癒着が生じている場合がございます。

しかし、これらすべてを再手術と定義することは難しく、
一般的には切開リフトの切開部位に
既往の切開歴がある場合を再手術と呼びます。
術者の立場から見ても、再手術は
非常に繊細で難易度の高いケースとなります。
そのため、豊富な解剖学的知識はもちろんのこと、
臨床経験に基づくノウハウと高度な技術力が求められます。

・技術
・人員
・時間
・設備
いずれにおいても、初回手術と比較して
より多くのリソースを要するとお考えください。
再手術が必要となる背景としては、
従来のリフト術が確立される以前に、
適切とは言えない方法で施術が行われたケースが多く、
その結果、再度リフト手術を希望される方が
少なくありませんでした。
術後のトラブルやご不満を防ぐためには、
十分な技術力と設備を備えたリフト専門医療機関にて、
適切な方法で切開リフトを受けていただくことが重要です。

「切開リフト部位に手術歴がある場合は必ず申告してください」
切開リフトの切開部位に
過去の手術歴がある場合、
安全かつ円滑に手術を行うためにも、
事前に必ず担当医へお知らせいただくことが重要です。
再手術の場合は、手術前の段階で
詳細な手術プランを立てる必要があります。

もし十分な情報がないまま手術を行った場合、
術中に癒着組織が判明し、
計画変更により手術時間が延長する可能性がございます。
そのため、過去に受けられた施術や手術がございましたら、
必ず事前に医師へお伝えください。

「溶けない糸の使用により、顔面神経症状が出たケースについて」
もう一点、事前にお伝えいただきたい重要な内容がございます。
それは、溶けない糸を使用した施術後に、
一時的な顔面のしびれや麻痺のような症状を
経験されたことがある場合です。
このようなケースでは、
糸の挿入過程で神経に影響が及んでいる可能性があり、
抜去の際にも同じ経路を辿るため、
追加の負担が生じることがございます。
そのため、このようなご経験がある場合は、
必ず事前にお知らせいただくことで、
より安全性に配慮した手術計画を立てることが可能となります。

<切開リフト再手術:手術前>

<切開リフト再手術:術後1ヶ月>
「切開リフト再手術はどのような方が対象ですか?」
・手術後も頬のたるみやほうれい線、フェイスラインのたるみが改善されていない場合
・皮膚のみを過度に引き上げたことにより、耳の形が不自然になった場合
・左右差が目立つ、または平面的な印象になってしまった場合
・全体的に不自然で、期待していたリフト効果が得られなかった場合
再手術は、主にこのようなお悩みをお持ちの方が対象となります。
一般的には、前回の手術後に組織が安定してから
行うことが望ましく、
目安としては6ヶ月から1年程度の回復期間を経た後に
ご検討いただくことを推奨しております。

<額リフト再手術:手術前>

<額リフト再手術:術後1ヶ月>
「切開リフトを受けたが効果に満足できない場合」
他院で切開リフトを受けたものの、
効果にご満足いただけず、当院へご相談に来られる方もいらっしゃいます。
特に、耳の変形や平坦なフェイスライン、
凹凸感などの症状を理由に、
再手術をご検討されるケースが多く見受けられます。
これは、前回の手術において
リガメントの十分な剥離が行われていない、
あるいはSMAS層にアプローチせず、
皮膚のみを引き上げた場合
満足する改善ができない場合があります。
そのため再手術では、
既に変化している解剖学的構造を適切に整えた上で、
SMAS層を深く広範囲に剥離し、
確実に引き上げることが重要となります。

また再手術は、既に一度剥離が行われているため
組織の癒着が強く、
再手術の経験が豊富な医師による執刀が
非常に重要となります。
*手術および施術後には、個人差により出血、感染、炎症などの副作用が生じる可能性がございます。
また、仕上がりに対する満足度には個人差がございますので、
十分なカウンセリングのうえでご検討ください。
*本記事は医療法第56条第1項を遵守し、
医療情報の提供を目的としてV.LIF美容外科にて作成しております。