【ソ・ヒョンジュン院長】 切開リフトで脂肪吸引を併用する理由とは?

こんにちは
ビリーフ整形外科のソ・ヒョンジュン院長です。
切開リフトのカウンセリングを行っていると、
このようなご質問をいただくことがあります。
「先生、手術後に顔が凸凹になったりしませんか?」
特にお顔は小さな変化にも敏感に感じやすい部位であるため、
リフト後の仕上がりが不自然にならないかご心配されるのは当然のことです。
しかし、切開リフト後に見られる皮膚の凹凸感や一時的なデコボコについては、
その原因を正しく理解することが大切です。
今回は多くの方が気になさる、
切開リフトと脂肪吸引、脂肪注入についてご説明いたします。

「切開リフト後に凹凸感が生じる理由」
一つ目は、脂肪層の整理が十分でなかった場合です。
切開リフトは単に皮膚を引き上げるだけではなく、
下垂した組織やお顔全体のラインのバランスを考慮しながら行う手術です。
この過程でフェイスラインや頬下部に余分な脂肪が残っていると、
皮膚を引き上げた後もラインがなめらかに整わない場合があります。
特に二重あごやバッカルファット周辺は、
たるみと脂肪が同時に存在しているケースが多いため、
必要に応じて脂肪吸引を併用することがあります。
二つ目は、
回復初期の腫れです。
手術直後は組織がまだ安定していない状態であるため、
一時的に皮膚が凸凹して見えたり、
左右差があるように感じられることがあります。
しかし、そのほとんどは回復の過程で腫れが落ち着き、
徐々に自然な状態へ整っていきます。
そのため、初期の状態だけで結果を判断するのではなく、
十分に経過を見守ることが重要です。

<手術前>

<術後2か月目>
「切開リフトと同時に脂肪吸引を行うケース」
・フェイスラインがぼやけている場合
・二重あごがある場合
・深部頬脂肪(バッカルファット)が多く、下顔面が重たく見える場合
・たるみと脂肪が同時に存在している場合
このようなケースでは、
皮膚やSMAS層を引き上げることに加え、
不要な脂肪を適切に整理することで、
より自然なフェイスラインの改善が期待できます。
ただし、ここで重要なのは
「どれだけ多く取るか」ではなく、
「どれだけバランスよく整えるか」です。

「脂肪吸引は多ければ多いほど良いのでしょうか?」
脂肪をできるだけ多く吸引した方が
フェイスラインがすっきりすると考える方もいらっしゃいます。
しかし、お顔には適度なボリュームがあることで、
自然で若々しい印象が保たれます。
また、加齢とともに脂肪は自然に減少していくため、
最初から過度に脂肪を除去することが、
必ずしも長期的に良い結果につながるとは限りません。
そのため、リフト手術の経験が豊富な医師ほど、
皮膚だけを見るのではなく、
お顔全体のバランスを考慮しながらデザインを行います。

「反対に、脂肪注入を行うのはどのような場合でしょうか?」
興味深いことに、リフトアップ手術では
脂肪を除去するだけでなく、
脂肪注入を併用するケースもあります。
代表的な例が額リフトです。
額リフトをご検討される方の中には、
まぶたが被さって見えるだけでなく、
上まぶたのくぼみが目立つ方もいらっしゃいます。
このような場合、組織を上方向へ引き上げるだけでは、
かえって上まぶたのくぼみが強調され、
疲れた印象に見えてしまうことがあります。
そのため、必要に応じて上まぶたへ脂肪注入を行い、
ボリュームを補うことで、
より自然な仕上がりを目指します。
つまり、脂肪を単純に「取るもの」と考えるのではなく、
お顔全体のバランスや立体感を考慮しながら、
「どこを整理し、どこを補うべきか」を判断することが重要なのです。

ビリーフ美容外科では、
細かく精製した脂肪を用いて自然な改善を目指すだけでなく、
画一的な治療ではなく、
お一人おひとりのお悩みに合わせた方法をご提案しております。
また、術後の経過管理やアフターケアにも力を入れ、
より良い結果をご実感いただけるよう努めております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※手術および施術後には、個人差により出血、感染、炎症などの副作用が生じる可能性があります。また、満足度には個人差がありますので、十分なカウンセリングのうえで施術をご検討ください。